【福島第一原発の地元】双葉町〜浪江町〜相馬市
ボランティアを1年間やってたときに 石巻市の女性に言われた事があります。
「私たちの事を忘れないでください」
かすれた声でした。 11年ぶりに約束が果たせた気がします。
【福島第一原発の地元】双葉町〜浪江町〜相馬市〜2022年3月の今、復興が進んでいると実感。ただし・・・
311から11年。東日本大震災の時に僕は1年間、ボランティア活動を行なっていました。車中泊で地元に泊まり込んで。そのときからずっと気になっていた原発の町のこと。
震災から11年経って今の東北を見ておきたいと思い(本当は10年目の年に行く予定でしたが仕事で行けず)福島第一原発の地元、双葉町〜浪江町〜相馬市と訪ねてきました。
平成23年、2011年の震災直後は下図の左です。赤い部分が立ち入り禁止、宿泊禁止や避難準備のエリアです。
それが令和2年、2020年では赤い部分は無くなり帰還困難区域のエリアも小さくなりました。

双葉町の今
原発の入り口は工事関係者以外は立ち入り禁止です。撮影地は国道6号線。ここから5kmほど北に双葉駅があります。



福島第一原発近くから5kmほど北に双葉駅
駅周辺は、帰還困難区域内の特定復興再生拠点区域です。2022年春頃をめどに避難指示解除と住民の帰還開始に向けた取り組みが行われているそうです。
2020年3月4日に駅周辺部の先行解除が実施され、同年3月14日現在は駅・駅前・町コミュニティセンターのみ立ち入り可能で、町東側の避難指示が解除された地域に通じる道路のみ通行可能となりました。
駅周辺は時が止まったようでした
壊れた家屋が11年経っても放置。放射能の怖さが伝わってきます。

カーテンがかかったままのご自宅、雑草が生い茂りずっと放置されていることが伺えます。

海側に傾いた電柱。津波の引き波で倒れたのでしょうか?

祝!福島第一原発から13kmほど北に道の駅ができました
浪江町、復興のシンボル、道の駅なみえ
- 〒979-1500 福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字知命寺60
- マップコード 260 585 165*36
- 公式サイト>>>
- ネットも安定してつながります
大型車、小型車合わせて128台駐車可能な駐車場。身障者・妊婦用駐車場も3台分確保と広々とした道の駅です。
僕が道の駅に着いたのは閉店間際で買えるものがあまりなく、3割引のパンを3つ買いました。
しかしこれがとても美味しい。お世辞ではなくて本当に美味しかったです。本当です。時間をとってゆっくりと訪れたい道の駅です。

道の駅 そうま
ここで車中泊させてもらいました。
「相馬野馬追」の陣屋をイメージした道の駅です。松川浦でとれる海産物が自慢。青のりコロッケ、本陣牛カレー(お土産用)、佃煮、ほっきコロッケ、浜塩ラーメンなどがおすすめ。
相馬野馬追とは(公式サイトより引用)
甲冑に身をかためた約400騎の騎馬武者が、腰に太刀、背に旗指物をつけて野原を疾走する、力強く勇壮な様は時代絵巻さながら。
伝説によれば、相馬野馬追は今から一千年以上もの昔、相馬氏の遠祖とされる平将門が下総国小金ヶ原(現在の千葉県北西部)に放した野馬を敵兵に見立てて軍事演習に応用したことにはじまったと伝えられています。そして捕らえた馬を神馬として、氏神である妙見に奉納したのです。
その後、相馬重胤(しげたね)が現在の南相馬市に移ってからも、代々の領主がこの行事を伝承。野馬を奉納し、相馬地方の平和と安寧を祈る神事として、怠ることなく野馬追が行われてきました。
幾多の変遷を経て、現在は国の重要無形民俗文化財となっています。旧藩領あげての最大の祭典として、今も熱気あふれる行事がくりひろげられています。
大型:22台 普通車:45(身障者用3)台と広々とした道の駅です。お隣にはコンビニもあります。

- 〒979-2522 福島県相馬市日下石金谷74-1
- マップコード 208 624 874*00
- 公式サイト>>>
- ネットも安定してつながります
こんな焼酎を売ってました。

福島県にある人気酒造からでているウルトラマン基金酒。日本大震災で被災した子どもたちのために活動を続ける「ウルトラマン基金」を通じて被災地支援に役立てられます。

人気酒造さん。調べてみると手造りでしか造らない蔵であり、フォーミュラ・ニッポンの表彰式で使われているそうな。



僕が買ったのはバルタン星人の麦焼酎

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