5日目.南紀白浜〜龍神村の山中をさまよう
朝から本降りの雨。雨音を聴きながら、スクールやコンサルをこなしていきます。
オンラインで仕事ができるようになって本当にありがたい。
コロナも落ち着いてきたのか、リアルが戻って来ていますが、これからの働き方はリアル、オンライン、動画。この3つの特徴を組み合わせた働き方がポイントになってくる。
リアルは交流ですね。
オンラインは情報交換。
動画は学べるコンテンツ(要点を繰り返し見れる)
お昼前に出発。紀伊大島の樫野埼灯台に行ってみたかったけど雨が激しく断念。本州最南端の潮岬をぐるっと一周して、南紀白浜に向かいます。
すさみ町
紀伊半島の海沿いの道42号線。海を左手に見ながら車を走らせます。すると、なにやら気になるお店が
みき食堂
いかにもローカル専用の店って佇まい。僕はこういうのには鼻が効く方で入ってみた。イノブタ丼が一押しみたいでそれを注文。
美味かった。お世辞抜きで美味しかった。

イノブータン大王の像が海辺の空き地にポツンとありました。
こういうのに僕は弱い。
突然の大波に注意。救命胴衣常時着用
と買いてあった。イノブータン大王は救命胴衣、着用してねーぞ。とツッコミを入れる性格悪い僕。

南紀すさみ町はイノブータン王国を名乗っていて
猪豚元年(1986年)5月4日、パロディ国家として建国し、全世界に向かって力強く建国の宣言。
建国後、日本国和歌山県の「ふるさと大賞」受賞、日本国国土庁の「地域づくり推進協議会会長賞」受賞など、他国にも国家活動が認められております。
とあります。
ちなみにイノブタは1970年に和歌山県畜産試験場(すさみ町)にて、猪を父に豚を母に、日本国最初のイノブタが誕生したそうです。
第1回「イノブタダービー」を1981年5月4日に開催。毎年5月3日に行われて、これは見てみたい。
1986年には日本国首相官邸において、中曽根首相に建国宣言書を手渡す。すごいなイノブタ。

出典 紀伊民放
南紀白浜へ
さらに紀伊半島の海沿いの道を走り、やがて南紀白浜に到着。リゾートタウンで、温泉と石英砂のビーチが有名。
先の湯でお風呂
湯崎七湯の中で唯一残る湯壺。弱アルカリ性の湯が旅人に優しいですが、この日は波が高く海に面した外湯には豪快に波飛沫が上がり、そこは閉鎖、それでも露天風呂は気持ちよくさっぱり。500円だったかな。
近くの「しらはまゆう公園」
この日は泊まる予定でした。ここは無料で目の前は白良浜、コンビニも居酒屋も近いし、トイレも水場も完備。車中泊するには最高ですが、
都会の感じが肌に合わずに(ど田舎が好き)移動。紀伊半島を山間部に入っていきます。

道の駅 水の郷日高川 龍游
南紀白浜を離れ311号線を北上、並走して流れる富田川がいい感じで日本の原風景を醸し出してくれています。
高校生くらいの男子数人が川の土手で遊んでいた。いまどきの高校生っぽくなくて好感持てた。
途中、川向こうの山のてっぺんに異様な建物が見えて来た。
調べてみると天爽会と言う宗教団体の建物だった。
311号線から371号線に道は変わり、山のなかにどんどん入っていく、時間も夕刻を過ぎて暗くなって来た。
道の駅 水の郷日高川 龍游に到着。下に日高川が流れていてせせらぎの音を聴きながら寝れると思ったけど、川の流れはとても緩やか。
ここで一仕事やって寝るか、と思ったけど、どうせここまで来たなら、ごまさんスカイタワー無料駐車場に行ってみよう。そこで寝ようと思った。
その先の道の駅 龍神を通過。
ごまさんスカイタワー無料駐車場には20時ごろに到着、しかし。ここはネットが繋がらない。圏外。
オンラインで仕事あるし、これは大変だと。ここを通過し、近くの村でも町でも出ようと思うが371号線はずっと山、山、山の中を走ります。高野龍神スカイラインです。ネットも圏外が続きます(ドコモ)
鹿はたくさん道路に出て来て、阿蘇の草千里近くで鹿をはねてフロントバンパーが壊れた経験あるので、クラクションを鳴らしながら夜道を走る。
途中で高野山の大門(高さ25mの巨大)が真っ赤にライトアップされていて驚いた。山奥から走って来て突然に現れたので余計にびっくり。
高野山の大門を右に曲がれば町にでてネットもつながるのだったろうが、左に行ってしまい480号線でさらに山、山、山の圏外。
やっとのことで紀ノ川が流れる伊都郡かつらぎ町に出た。
ここまで長かった、緊張した。
道の駅 紀の川万葉の里に着
オンラインで無事に仕事できました。が、オンラインで仕事を行ううえで時間厳守を守れたこと、見知らぬ土地での情報収集が甘かったことなど反省が多かった。
朝、起きたらこんな景色が広がっていました。土手の下には紀ノ川がゆっくりと流れていました。
そしてこの道の駅はもう一度行きたいと心から思う道の駅になりました。とにかく居心地が良かった。

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